対ガラタサライ 1-0 WIN
今日も勝った。しかも後半ロスタイム。マンドゥカさんが決めてくれた。非常にうれしい。
ガラタサライはリーグ戦無敗だけに、ここで初黒星を付けられたのは、ニコシアにとっても大きい。そんでこの試合はホームだったから、相手にアウェーゴールを決めさせなかったのも、次の2nd legにつながる結果になったと思う。
本当にタフな試合だった。試合の3分の2は相手ペースだったし、後半ロスタイムまで試合が動かなかった。そんななかで点を取れたのは、本当に良かった。思わず雄叫び上げたわ。
後半40分を過ぎると、ラストワンチャンスといっても過言ではない。そこで点が取れるか取れないかの違いは、点を取ることを信じることが出来るかどうかだと思う。もし信じることが出来ていなければ、たとえ自チームがボールを持ったとしても、焦って入る確率の低いミドルを打ったり、余計にボールを回しだしたりして結局取られるというパターンが増えると思う。でも最後までゴールを信じていると、いざ自チームがボールを持っても、「これがラストチャンスだ」みたいな余計なことを考えずに、攻撃的かつ冷静にパス回しをしてゴールまでたどり着く確率が上がると思う。少なくとも自分の経験からはそう思う。
最近思うのは、現実って、あらゆる選択肢の一つが実現した状態にしか過ぎないんだなってこと。現実に起こったことは、変わるわけはないんだけど、それが起こるまではその確率は非常に低いんじゃないかと思う。たとえば、サイコロを振って三回連続で1が出る確率って216分の1だけど、それが実際に起こってしまえばそれは100%起こったことになるわけで。で、その確率は理論的には変化しないのだけど、「信じる」ことで実現する可能性は高まっていくんじゃないかなって思うのです。さっきの例を用いれば、三回連続で1の目を出すことにおいて、2回が終わった時点でそのチャレンジを止めれば三回連続の可能性はゼロになるわけだけど、2回終わって1が連続して出ていれば、三回連続の確率は6分の1まで下がるわけで。なんかちょっとまどろっこしい説明になったけど、とにかく、「信じる」ことで、現実は変わっていくよってことが言いたかった。そして、結果を出すことは運がかかわってくるけど、「信じる」ことは自分の意志だけで出来ることなのだということ。そんなことを今日の試合を経てより強く思った。