対ノリッジシティ 2-1 WIN
メンタルで逆転した。2020年ベストゲーム。
相手は思いの外強かった。攻撃良し、守備良し。そんな相手に前半終了間際に先制された。マザーウェルは試されていた。残り45分でどう相手の壁を打開するか。そのために、大事なことをピンポイントでやり続けるしかなかった。
それは、先を読んでプレーすること。ウイイレにおいて、目の前の状況を全力でプレーすればするほど、未来も、周りも、良く見えるようになってくる。「いま、ここ」に集中すればするほど全体を感じることができるというのは、なにか、真理の逆説を表しているように思う。大事なのは、広さではなく深さだ。その考えをこの勝利はより強固なものにした。
逆境こそ楽しむためのチャンスなのだ。おそらく、自分の力を深いところから発揮することは、人生の喜びである。
次戦の相手は、アーセナル(6位)。マザーウェルは現在2位。アウェイ戦。リーグ戦も残り3試合。終わりが近づくのはいつでもさびしいけど、そんなことは関係ない。それはそれ、これはこれである。深く一点を。
明日も勝つ。