対イングランド 1-1 DRAW
余分な余裕の余地なし。本当に研ぎ澄まして力を発揮しないと勝てない。
そんな試合が楽しい。明らかに楽しい。本当に本気出さないと勝てないという状況でないと、本気は出ない。そして本気であるということは、それだけで楽しいことなのだ。
日本は3分、本田のスルーパスに反応したCF大迫が、エリア内でフリーになり見事なシュートを決め先制した。しかし、イングランドも甘くない。37分にウェルベックが放ったシュートのこぼれ球をルーニーが押し込み同点とされる。
その後試行錯誤を繰り返し反撃のチャンスをうかがうも、ついぞ得点することはなかった。ただ今回の先制点、完璧だった。完全に針の穴に糸を通した感覚があった。そしてそれは、瞬間のうちに先を見通す力で成り立っている。結局は、いかにその場を見ることが出来るか。把握出来るか。そこを見極めてこそ、慎重と大胆の間を通っていける。自分はそれを常に目指していて、それを探求することが楽しいのだ。このレベルでプレーするのがとにかく楽しい。それだけだ。
次戦の相手は、チリ(11位)。日本は現在13位。ホーム戦。南米の強豪とはどういう試合になるのだろう。まあやることは変わらない。
明日は勝つ。