対クロアチア 2-1 WIN
勝利に常に飢えている。それでも油断をしてしまう。
カップ戦のリベンジは成功した。ゴールを決めた本田と原口は本当に素晴らしかった。本田の先制点は、2014年のブラジルW杯初戦のコートジボワール戦で見せた先制弾を彷彿とさせた。原口の勝ち越し弾は、エリアから離れた場所からの、見事なミドルシュートだった。二瞬の煌めきで、この試合に勝てたと言っていい。
こういう勝負事は、一つの、一瞬の大きなプレーで結果が左右される。でも結果が求められる世界ではどこでも、そういうもんな気がする。全てのことが合格点ギリギリであるよりは、一つで飛び抜けていた方が、その人全体の評価は高まると思う。一つの武器は、他の欠点を全て覆い隠すだけの大きな布地を持っている。全てが合格点ギリギリだと、ポツポツ下地が見える出来上がりになる。少なくとも他者評価の観点から言えば、前者の方が分かりやすく評価されるよなとは思う。うん、結局、結果と実力は完全には比例しないのだと思う。でもそれも、実力とは何かという定義に依るのだ。
冒頭の「油断」の件は、スコア2-1のまま、あと数分で試合終了の場面で、ちょっとした気の緩みからボールを奪われてシュートまで持っていかれたことから出た言葉。勝利に固執して、70分あたりから時間稼ぎしてたのに、最後の最後で気を抜くってのは、なんなんだっていうね。油断の存在は常にある。油断が大敵となる場所では、油断は禁物だ。
今シーズンも残すところあと4戦。一つ一つの瞬間に埋没していきたい。
次戦の相手は、スペイン(1位)。日本は現在4位。ホーム。首位のスペインを埼玉で迎え撃つ。サポーターを沸かせたい。
明日も勝つ。
-番外編-
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趣味でピアノ曲を作曲しています。偶然にもこの文章を読んでしまった方、絶対に聴いてください。
あめふるとき(Raindrops) by nabe.u | Nabe U | Free Listening on SoundCloud