対バジャドリー 2-0 WIN
勝ちきった。新たに学んだこともあった。
今日もここ最近同様、序盤に点が取れなくて試合に手こずった。昨日熱い心と冷たい頭の話をしたけど、今日の試合も、序盤はまだ時間があって心に余裕があるから、そのままの状態で、心は余裕をもったまま、頭は冷静にプレーしていた。でもそれがダメなんですね。それに気付いた。
試合は始まったらもう同点の状態なんだ。つまり一点取らないと勝てないのだ。だから心が余裕を持ってる場合ではないんだ。昨日は、心に余裕が無くなったら、熱い心と冷たい頭を意識するのが良いと思ったけど、そうではなくて、試合が始まった瞬間から、心は熱く、頭は冷たくならないといけないと知った。
なぜ知ったかというと、あまりにも点が入らないから、後半に入って、熱い心モードに入ったんですよ。絶対に勝つんだという気持ちを持って。そしたら大迫くんが泥臭いゴールを決めてくれたんです。そのとき思いました。「ああ、これ最初からやっとけば良かった」と。後悔しました。
でもまたそのとき思いました。後悔することは、実はとっても良いことなんだと。なぜなら、後悔するのは、今の価値観で過去を考えたとき、過去が悪くみえるからなのです。つまり過去よりも今の方が良いわけです。つまりたった今、進化したということなのです。進化した証として、後悔が出てくるのです。
だから後悔した方が良いんですよ。後悔して、過去のことをあれこれ考えるのは良くないけど、後悔の気持ちが出てくることに関しては、それはすごく良いことなのです。だから、後悔したときは、その気持ちだけ踏みしめて今を見ようと思う。そんなことを今日の試合を通じて感じた。
結局、85分にもエルシャーラウィが気合いでねじ込んだシュートが決まって、2-0のスコアで勝てた。何よりも気持ちを強く持つことが勝利するためには大事なのだ。それを実感した。
次戦は、UEFA Champions League第3節、相手はユベントス。ついにこの相手との戦いが来ます。このチームと戦うためにCLに来たと言っても過言ではない。APOELニコシアの真価が問われる。相手キーパーがノイアーなのが怖いですね。とにかく勝ちたい。ホーム戦です。良い試合をしよう。
明日も勝つ。