対バイエルンミュンヘン 2-0 WIN
なんとバイエルンに勝利!勝負にはどんな可能性も潜んでいることを証明した。
やりましたね、マザーウェル。もうこの二試合でマザーウェルのファンになりつつあります。90分間絶対に集中切らさず全力出すという精神を感じます。
バイエルンはもうそれは、世界のトップチームです。そんな相手に勝とうとしたら、とにかく攻めるしかないんです。打てるときに打つ。入らなそうでも打つ。それが結果的に功を奏した。
一点目は21分、左サイドを駆け抜けた左ウイングのエインズワースがセンタリングを上げて、一回は相手DFが跳ね返したところを、もう一度エインズワースがヘディングで中に戻して、そのボールをCFのアニエルが頭で押し込んだ。とにかくゴール前にボールを入れることが重要だと考えて、ギャンブル的な要素を持つセンタリングを何回か入れた。それで結果が出たのは本当に良かった。
続いて27分、またも左サイドを突破したエインズワースは、切り返して、右後方からビルドアップしてきた右トップ下のキャプテン、ラズリーにパス。受けたラズリーは1トラップ後、すぐにシュートを打った。およそ30mあったと思う。それが入るんですねえ。しかも相手DFに当たって。DFに当たっていなかったら、全く見当違いのシュートになっていたはずだ。乗ってるときはこんなもんなのだ。でも、彼のシュートへの積極性がこのゴールを生んだ。二戦連続のゴールだ。
その後もバイエルンの猛攻をなんとかしのぎ、クリーンシートでの勝利。本当に嬉しかった。弱小チームでも、攻撃の積極性と集中を切らさない守備で、トップチームにも勝つことが出来るのだと実感した。僕は一番の勝因を、守備での的確な位置取りだと分析した。
相手ボールのときに、とにかくパスコースとシュートコースを塞ぐ位置取りを選手全員が出来ていた。そして、ただコースを切るだけで、無闇矢鱈にボールを取りに行くことはしなかった。それが勝因だと思う。それによって相手の決定的なシーンを作ることを防げた。守備は集中力と分析力でどうにかなる。その二つを90分間持続出来れば、少なくとも負けることはないのではないかと感じた、そんな試合だった。
次戦の相手は、アーレンホフシュタット(8位)。次回は打って変わって、似たようなチーム力の相手と対戦する。これは抜本的に戦い方を変えないといけない。おそらく、何も意識しないと相手の調子に合わせて、消去的な試合をすると思う。それを意識して積極的にシュートを打ちにいくことをしないと勝利はないだろう。また、やれるだけのことはやろう。ちなみに現在二試合を終えて、マザーウェルは2位。1位はベンフィカだ。初のアウェイ試合、良い試合をしよう。
明日も勝つ。