対バルセロナ 2-1 WIN
国王杯優勝!!2冠達成!!
ハラハラドキドキの試合が終わりました。なかなかのドラマチックな展開だった。とにかく決勝ということで、序盤から積極的に行こうと思ってた。バルサ相手に引いたら負けると。で、言葉通り、攻めまくった。シュート打ちまくった。入らなかった。やっぱ相手のディフェンスもいいし、GKもビクトールバルデスだしね。強かったですよ。こちらの3トップも決定的な仕事はずっと出来ないでいた。
そのまま時は過ぎ、後半も中盤に差し掛かり、そろそろ何か動かなあかんと思って、大迫と柿谷を替えた。その矢先、やられた。相手の左ウイングのシュバルツにドリブルでペナルティーエリアまで入られて、中央にフリーでいたネイマールにパスを出され、難なく決められた。完全に崩された。先制点。そして73分という時間。頭に優勝の二文字が消えかけていくのを感じた。それで何をしたか。
"I can do it!"を連呼していた。まだやれるんだ、まだ終わっちゃいないと、頭に理解させようとした。その言葉が通じたのか、2分後の75分、左サイドを駆け上がったエルシャーラウィが中に切り込んで素早くシュート。ドリブルからシュートのあまりの速さにGKは動くことも出来ていなかった。1-1、振り出しに戻した。
決勝なので、延長戦に突入する可能性があった。そのことを考慮に入れると、迂闊に選手交代をするわけにもいかなかった。でも延長戦にはもつれこみたくなかった。延長戦に行ったら、もうすぐにPK戦じゃないか。それは嫌だ。PKは運試し。そこには勝負を持ち込みたくなかった。だからなんとしても90分のうちに点を取りたかった。
その願いが後半ロスタイムに叶う。ハーフウェーライン付近でボールを受けた高徳が、前に走り込むエルシャーラウィに絶妙スルーパス。シャーラウィはドリブル突破し、DFが二人付いてきたところを切り返して振り切り、ゴール左をめがけて力強く右足を振り抜いた。よほど力がこもっていたのか、GKバルデスはボールを弾いたものの、そのままゴールに吸い込まれていった。勝負あり。エルシャーラウィの2ゴールで国王杯を制した。
表彰選手を発表します。
MVP メッシ(バルセロナ)
得点王 エルシャーラウィ(APOELニコシア)
アシスト王 セスク(バルセロナ)
でした。今日の2ゴールが無ければ、エルシャーラウィは得点王になれていません。彼は強いですね。チームタイトルと共に個人タイトルを、自分の力でもぎ取りました。ミランからニコシアに移籍してきて良かったね。今の彼は本当に生き生きとプレー出来ている。残りのCLとリーグ戦も期待以上の活躍をしてくれたらと思う。
さて、次戦、CL準決勝1st leg、相手はマンチェスターシティ。プレミア最強チーム。アグエロ、ニアング、ミュラー、シルバ、ヨヴェティッチなど、攻撃陣にタレント勢揃い。アウェイです。アウェイゴールを取る。終盤だ。気を引きしめて行こうや。良い試合をしよう。
明日も勝つ。