対RSCアンデルレヒト 2-0 WIN
控えメンバーで勝利。控えでもやれる。
今日は昨日宣言した通り、控えメンバー中心で戦った。そして、彼らを試すのではなく、あくまでこのメンバーで勝ちにこだわった。真剣勝負して初めて自分達の真価を測れると思ったから。だから結果につながらなくても忍耐強く勝負した。
前半は点が入らなかった。ペースはこちらのものだったけど、相手のディフェンスが強固で、なかなかゴールネットを揺らすことが出来なかった。APOELニコシアは昔から守備を固める相手に対して得点を決められないことがよくあった。まるでリアル日本代表のように。その理由としては、ペナルティーエリア付近で人数を使って攻撃するのが苦手だということがあるだろう。すなわちパス回しが苦手。ペナルティーエリアをがっちり固められたら器用にパスを回してスペースを作るしかないと思うんだけど、それが出来ないから個人技に走って、結局取られるわけですね。
で、結局どうすれば良いのかというと、エリアを固められる前に勝負を決めるということです。それが出来た。だから2点入った。
一点目は71分、左トップ下の原口がDFラインの裏に飛び出した柿谷に絶妙なスルーパス。それに反応した柿谷はペナルティーエリアの深くまで侵入し、左サイドからゴールエリアに切り込んでシュート。左のポストを叩いてゴールを決めた。
その後77分、今度は右サイドをドリブル突破したギグスがペナルティーエリアまで入って、DF3人を引き付けたところで中で待っていた大迫にパス。どフリーの大迫は右足をボールに当てるだけで良かった。大迫はまたもMVPを獲得した。
今日はとにかく、普段先発ではないメンバーで勝利することが出来たのが本当に良かった。控えメンバーの特長も感覚的に分かってきた。彼らがもっと上手く強くなって、レギュラー争いを激化させてほしい。
次戦はLIGA第18節、相手はヘタフェ(9位)。ホームです。リーグ戦も前半残り2試合。きっちり勝ちきって後半につなげたい。良い試合をしよう。
明日も勝つ。